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#4 ビッグバスへのアプローチ。腕を磨こう。


ザウルス・バッシングシャフト イメージ それではアプローチはどうだ。
アングラーが増えた湖面はいつもパドルやエレクトリック・モーターでかき回されている状態。

バスは水面から近づく釣り人の気配にもとても敏感になった。
世代交代の末、もはや自然と人工の違いを先天的に嗅ぎつけるようだ。
本来は稚気な小バスでさえもが全ての人工的な気配を本能的に訝(いぶか)しむようになった。


となると僕らのトップウォーター・バス釣りはアプローチから真剣に考えなくてはならない。

想像してみて欲しい、現場にいるあなた自身を。
霧が煙る早朝の湖面。

正確かつ自然なロング・プレゼンテーションには由緒正しきオーバーヘッド・キャスト。


そのためには日本の、ザウルスのトップウォーターロッドに代々、受け継がれてきた正統派のテーパーデザイン。
時にはより複雑なブッシュの奥の奥に隠れ潜むようになったバスの懐へプラグを放り込むためのテクニカルキャスト。
しかもプラグを思い通りに、軽快に操るためのシャープなティップからベリー。



遠くでのストライクでも確実にアワセを利かせ、船縁での急な突っ込みにも耐える強さ。
ショアライン沿いギリギリでの突然のストライクにもブッシュから引き離すためのバットパワー。

現場でのすべての経験こそがザウルスの竿作りを支えているのだ。

このロッドの理念を理解するために徹底的に使い込んで、自分の腕の延長として欲しい。


僕らの釣りには思い入れが必要だ。
楽しみを深めるにはこだわりが必要だ。

明日出会うであろう一匹のバスのために、釣り人達よ、技を磨こう。


ザウラー達よ、ウデの見せ所だ。
その一投に痛快無比のこだわりの限りを注ぎ込め。

自分だけのストーリーを描くのだ。
そして知慮の限りを尽くしてデカイ、賢いバスを釣り上げようじゃないか。
ザウルス・バッシングシャフト イメージ



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