|
ファイティング・ロッダーズ 相原 元司
|
|
|
ヨルマルハンティングにはベイトタックルを使う。
スピニングタックルでも良いのだが高性能スピニングリールを使っていてもトラブルは起きる。
冬場の寒い中、一晩中キャストを続けているとどうしてもラインは堅くなり、スピニングリールの宿命ともいえるあのラインの縒れは避けられず、ライントラブルがでてしまう。
ベイトタックルのライントラブルは人為的トラブル「バックラッシュ」つまり、アングラーのミスによるトラブルしかない。
それはアングラーの技術しだいで解決できる事である。
それと私は大型プラグをキャストする時のあのベイトリールの投げごこちが大好きである。
このヨルマルハンティング、リトリーブスピードは私の場合、デッドスローで行う。
デッドスローで、ミノー、シャツドを水面直下でバタバタさせて、大型マルスズキに強烈にアピールさせバイトさせる。
水面直下スローバタバタアクションは大型マルスズキには有効ではないかと思い20数年間この釣り方で釣ってきた。
このスローリトリーブというのもスピニングリールではライントラブルを起こしやすいひとつの要因ともいえる。
このような理由で、私はベイトタックルを使う。
相原 元司