最近話題のタイリクスズキ。私の住む宮崎県、お隣の鹿児島県にも多数生息している。結構昔から確認されていたが、ここ何年かで特に大型がヒットするようになってきた。



去年も13.5kg、125cmのモンスターサイズがキャッチされている。毎年10kgオーバー、（最大で15kg！）が何本かキャッチされている。
なぜそこまで大型化するのか原因ははっきりしないものの、最近の水温の上昇が無関係でないことはあきらかだ。
こちらではメッキ（こう読んでも良いのだろうか？最大5kg、3.5kgくらいなら普通に釣れる）も年々大型になってきている。
われわれアングラーにとってはうれしい限りだが・・・。



このタイリクスズキ、食性はまだはっきりしていないがかなり多様性を見せていて、同じ魚の胃袋から手の平ほどのボラ、コノシロ、ゴカイ、カニ、が一度に出てきたりする。
当然実釣でもありとあらゆるルアーにバイトしてくるようで、そこにいれば割りと簡単にヒットしてくるが、他の魚同様いない所では当然釣れないわけで、回遊ルートと潮時をキッチリ読んでの釣行が必要となる。
当然、ポイントを広く探るためミノーの飛距離を最優先に考えたい。






今回のフィールドは鹿児島県肝属川。

最近のここの時合は干潮少し前から上げ潮一発目の潮に乗って回遊するタイリク狙いなので近距離用にシャロートプス、シコトゥイッチャーシーバスシュートを、遠距離用にニューシートプスを使用している。


タイリクはマルよりも塩分濃度の高い所を回遊する傾向が高いようで、河口域それも一番外側でのヒットが圧倒的に多い。



堤防先端でできる潮目や、その沖の潮のタルミなどにキャスト。
リトリーブはデッドスローだ。
たったこれだけで釣れてしまう。
それだからこそルアーの基本性能が物を云う。
新型ニューシートプスは前モデルよりボディーがファットになっている分流れの中でのアピール力が数段アップしている。



去年11月から今年2月までのシーズン中に90オーバー4本80オーバー10本と良型はキャッチしたものの、超ランカーには出会えなかった。
今後もメーターオーバー、10kgオーバーを目指してチャレンジしていきい。


藤元 裕二