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SAURUS > 釣行レポート > #27 閉伊川サクラマス2010
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7月に入ると東北の本流はアユ釣り師に占拠されサクラマス釣りは強制終了となる。

しかし休んではいられない。北東北の一部の河川に「カラフトマス」が遡上してくる。
北東北に短い夏の到来を告げる魚として毎年7月に出会っておきたいターゲットである。
今年最初にカラフトマスを釣ったのは7月3日。
フレッシュランのギラギラのカラフトマスだった。見た目はサクラマスだがキツネ顔、尾びれの黒点の違いなどで容易にカラフトマスだと見分けることができる。

この日以来時間を見つけては下北半島から南三陸まで遡上の可能性がある河川をラン&ガン。

今年、カラフトマスを狙う上で2つの課題を自分自身に課した。
1つは本州の河川で65センチのカラフトマス(通称せっぱり番長クラス)をTS50ML-Cでキャッチするということ。

TS50ML-Cは東北の小規模河川で50センチ前後のカラフトマスを狙うにはまさにベストマッチ。ルアーもCDレックス7センチ、CDレックススーパーシンキング6センチをメインに使うので重さがあるルアーはベイトの方が操作しやすく前半はスピニングタックルも使っていたが後半はTS50ML-Cオンリー。

結果的には63、62センチのオスをキャッチすることができたが、目標の65センチには到達しなかった。
2つ目の課題はCDレックスにシングルフック1本仕様の可能性。

ご存知のように国内各河川の鮭有効調査はシングルフック1本というのが義務づけられている。
市販されているほとんどのミノーはトリプルフック2本着用が基本で片方のフックサイズを変えただけでバランスを崩して泳がなくなってしまうルアーも少なくない。

瀬、トロなど違うシチューエーションでシングルフック仕様のCDレックスを使って泳ぎに違和感があるかを調査したかった。
結果から言うと問題はない。
トリプルフック2本着用より多少暴れる感じはするがCDレックスは固定重心の上、重心が低いためかシングルフック1本仕様でもバランスを崩すことなく泳いでくれる。

国内の鮭の有効利用調査はサイトフィッシングがメインとなり、シンキングルアーを使うシチューエーションが多いと思われる。そんな時はレンジコントロールが容易なCDレックスの出番。

私もCDレックスを武器に各河川の鮭有効利用調査に参加したいと思う。


(2009年 7月)

ザウルス R&D スタッフ 粕谷 直行




Angler Photoアングラー ザウルス R&D スタッフ 粕谷 直行
トラウトのみに狙いを絞るエンスージアスト。中学生時代には小遣いを貯め、ザウルスのトラウトスピンとステラを購入。2時間以上の長距離もいとわずチャリンコで各河川に出没。豊富な情報量、情熱と行動力で日々、ビッグトラウトを追いかける。






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