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SAURUS > エッセイ > 相原元司 > 楽しみは釣り場へ行く前から始まる
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ファイティング・ロッダーズ
相原 元司
ESSAY: Shuji aihara


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先日、山上湖でキャンプをしながらバス釣りを家族で楽しんできた。
日中は暖かいが、朝マズメにはダウンジャケットを羽織らなければ少し肌寒い陽気になってきた。
ダウンジャケットが釣り場で登場する季節になると私の晩秋から厳冬期の楽しみにしている房州のヨルマルハンティングの季節になる。





ベイトタックルを使い、潮位に合わせて釣り場を移動し一晩に何か所も移動し、やる気のある大型マルスズキだけを狙う釣り。
ルアーも大型ミノーやシャッドを使いカラーもなるべくバスプラッグっぽいものを使う。なかなか釣れるチャンスは少ないが、釣れれば大型でトロフィーサイズが多い。

だから一晩中、粘れてしまう釣りである。これが50~60cmのフッコサイズでは一晩中は粘れない。


一月、二月の厳冬期になると比較的暖かい房州でも釣りをしていてトップガイドが凍る場合がある。そのような時でも次の一投であのトロフィーサイズのスズキが来るのではないかと思うと、次の一投、次の一投、と朝まで粘れてしまう。


このヨルマルハンティング、釣り場へ行く前から楽しみがある。
ダイドグラフを見ながらそれぞれの釣り場のベストな潮位を考え、さらに釣り場から釣り場の移動時間も考慮してその日いち日のタイムスケジュールを組み立てて行く。
それがこの釣りの楽しみでもある。





   あの釣り場ではこの潮位だと、イイ感じに岩が顔を出す。
   次の釣り場だと何時頃、あのサンドバーがでて来る。
   この時間でこの潮位には、ベイトを狙ってスズキが動きだす。


...などと釣りに行く前から楽しむ事ができるのである。


お気に入りのプラグとタックルを持って、
自己記録更新のトロフィーサイズを狙ってヨルマルハンティングに出かけよう。


相原 元司






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