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SAURUS > 釣行レポート > #07 宮城県、サケの有効利用調査リポート
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今年から自分の住む宮城県でもさけ有効利用調査が始まりました。調査員に応募したところ見事に当選することができたので今回は「小泉川さけ有効利用調査」に参加してきました。






午前9時から調査開始ということで午前6時過ぎに仙台の自宅を出発。当日は晴天ということもあり放射冷却の影響か所々凍結しており、スリップした跡や路肩で事故っている車多数。普通タイヤのため苦戦しながらも午前8時すぎには現地に到着することができました。

今年から開始ということで事前情報は何もなし。軽く調査区域を見て回る。
調査区域は河口からひとつ目の橋の上流200メートルから約400メートルの両岸区域。

調査区域の中ほどに堰堤があり流れを分断しており堰堤上にもサケはいるのですか魚影は薄く、実質堰堤下流部での釣りという感じです。(魚道は人為的に止められており機能していません)
調査区域の下流には鮭用の簗があり新しい魚が昇ってこられないようになっています。ロケーション的には河口に近いこともあり流れはなくサクラマス河川で言うと同じ宮城県の北上川(追波川)大堰堤下流の縮小版みたいな感じです。
正直ミノー派には辛いなという印象を受けました。


堰堤の少し下流に陣取り、午前9時より調査開始。最初のうちはルアーに反応を示していましたが時間の経過とともに無反応に。
新しい魚が入ってこないため完全にルアーを見切っている状態。さらに干潮に向かって水量が減っていくためスレが多発。
口を使わないため引っ掛け釣りに切り替える人もいるなど水量とともにテンションは下がる一方です。

定位していると引っ掛け釣りの人に引っ掛けられてしまうので魚は定位せずエリア内をウロウロ。定位している魚が居れば食わせの技が通用するのですが怯えてエリア内をスクールしているのでお手上げ状態。
水量が減り普通に釣りをしているだけでルアーに魚がぶつかりスレで掛かってしまうのであっという間に尾数制限達成。早めに終了。

監視員の方の対応はすごく親切で気持ちよく釣りをすることができますが初年度ということもあり引っ掛け釣りの確信犯への対応やエリア設定など改善の余地があるかなと感じました。

お昼にはお弁当が出ますが地元の旬の食材を使った料理で
内容はGood!美味しく頂きました。このお弁当は来年以降も続けてほしいと思います。




今回の使用ロッドは北海道に引き続き新トラウトスピン76のプロトタイプ。
絞りこみの限界を見るためにドラグ設定をかなりきつめに設定し釣りをしました(ドラグ機能完全無視のファイトをし、折った場合どのように森下さんに謝ろうか考えながら釣りをしていました)。

結果最初から最後までラインを結び変えてないにも関わらずラインブレイクなし。ファイト中はロッドが魚の引き吸収してくれることを実感することができました。

発売されたらぜひこのロッドが魚の引きを吸収する感覚を実際に魚を掛けて体感してみてください。本当にいいロッドに仕上がったと思います。
08年度のサクラマスシーズンは新トラウトスピンで決まりです。 ランディングの際はサクラマスネットを使用しましたが、やや難があったのでかねてから噂のあるあのネットの早期リリースを願っています。


これにて07シーズンの釣りは終了。
08年は秋田の冬季サクラマスより活動開始です。





(2007年 12月)

ザウルス R&D スタッフ 粕谷 直行




Angler Photoアングラー ザウルス R&D スタッフ 粕谷 直行
トラウトのみに狙いを絞るエンスージアスト。中学生時代には小遣いを貯め、ザウルスのトラウトスピンとステラを購入。2時間以上の長距離もいとわずチャリンコで各河川に出没。豊富な情報量、情熱と行動力で日々、ビッグトラウトを追いかける。






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