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SAURUS > 釣行レポート > #08 岩手三陸への釣行記
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サクラマスのシーズンも過ぎ、又来年、と気持を切り替え仲間達が渓流へ足を向ける中、自分は少しの間お休み。次の機会を模索していた。
7月になると雨の日が多く、山形の寒河江川へと足を運ぶが川は濁りと増水で釣りにならず。さらに追い討ちのように雨は降り、まともに釣りをしていなかった。それでも今年は絶対に行くと決めていた所があった。何年も前から思ってはいたが時期が仕事上忙しく、行くタイミングを逃していた。

場所は三陸の北に位置する川である。狙いはそうカラフトマスである。北海道ではなく本州で釣れるのだから一度は釣ってみたいとずっと思っていた。今年は行くからと宮古の仲間には前々から告げていた。予定として夏祭りが終わり、お盆になるまでの間で計画を立てていた。宮古に住む稲川聖と盛岡の仲間に連絡を入れてガイドをお願いしていた。

そして8月10日、昼前に仙台を出発し途中、花巻の佐々木肇の所へ寄りながらで夕方4時半頃、宮古の稲川邸に到着した。ここまで真っすぐ走っても4時間はかかる所である。目的の川までは更にここから2時間くらいかかるらしい。がしかし家には誰もいない様子。携帯で連絡を入れると15分位で戻るというので家の前で待つことに。やがて帰ってきたが釣り仲間と二人で川へ下見に行っていたとの事。状況はズバリ「魚がいない」。それでも何とか50cm弱のメスは釣れたようだった。

7月の末に同じ仙台にいる釣り仲間の粕谷君が行った時はかなり魚がいて、良い思いをしてきたが、それから一週間位は他の川でもサイズ、数も申し分なかったらしい。しかしその後は雨も降らず又、河口に溯上を妨げるネットが設置され魚が溯上できなくなっているとの状況を聞く。思い描いていた状況は望めないようだった。
再び川まで走らなければいけない為、稲川もさすがに少し休ませてくれと、30分ほど休憩して目指した。先に盛岡から仲間が入っていてオスの52cmをゲットしたとの事で全くいないわけでもなく、数が少ないので探すのが大変らしいと言っていた。

20時を過ぎた頃やっと到着。久しぶりに会う3人で明日のことなど練りながらかなり遅くまで飲み明かした。
翌朝、少し遅めに起きた。二日酔い。いつもの事だが今日は天気も良く暑くなりそうだ。ポイントは車を止めたすぐ下。川沿いに車を止めた下が昨日釣れた所らしく、まず着替えて川岸へ降りる。昨日魚が着いていた周辺を見るも周りが木々に囲まれ薄暗く見づらい。
キャストするもルアーを追う魚はいない。不安がよぎるが二人は川をじっくり見て魚を探す。その時居たと二人が叫ぶ、「あそこ!」と言われても私には全く見えず、良く見ると魚と判断できてきた。「あれか!」3匹、メス1尾に対してオスが2尾。レックスCDスパシン6cmのピンクバックオレンジベリーを魚の目の前を通すように上流側からダウンクロスで攻めるも見向きもしない。この魚はセオリーが無いからいつ食うかわからないという。「これじゃ食わないね」と言葉を交わし5投目。とにかく後ろのオスの鼻先をとトレースしたときグッと重くなった。

掛かった!「でもメスだな」と二人からのツッコミ。60トゥイッチンに6ポンド直結だが問題なく足場の良い対岸側へ上げた。体色もヒレも美しい50cmのメスであったがメスを釣るとオスがいなくなってしまう。確かに写真を撮りリリースした後、オスの姿は無くなっていた。

この後が大変だった。私としては、後はオスを釣れば良いと簡単に考えていた。それから私の車1台でカラフトマスを探すため上流、下流と移動するが全く見つけることが出来ない。鮎釣師に聞いても一匹だけ見たとか、今日は見てないとかで魚がいない様子が伺える。

仕方なく車を止め歩いて探すことにした。しばらくして「いたよ!」との声に向かうも、すぐにどこか行ってしまったようで見失ったらしい。私も本気になって探す。やっと1匹見つけた。仲間に魚の動きを見てもらっている間タックルを持って川へ降りると魚が移動していなくなってしまった。やはりペアリングしてないため魚が一箇所に落ち着かずいても食う確立はかなり低いと言っていた。
車に戻り更に下流のポイントへ移動してタックルを持って釣り下りながら探すことにする。一週間早ければかなり魚はいたらしいのだがかなり上流にでも上ったのか、産卵したのかハッキリしないが、3人で川へ降りると1匹のオスがいた。「単独だから食わないんだよな」と言っていたがしつこくキャストする。10投位して鼻先を通過したとき一瞬頭が動き上顎に掛かったサイズは今一つ。48cmのオスだ。とりあえずオス、メスそろったので満足。その後は魚を見つけることが出来ずに、時間も11時を過ぎたので南下して別の川を目指し移動した。
途中、昼食を摂り14時頃、河口付近に到着。二人に高い場所から魚を探してもらい私は対岸から立ちこむ。
二人の正面に魚が居るというので何度もキャストするも全く追わず、カラフトでないかもとも言いだした。場所を変え再び魚を探す。「いた!」と目を向ける確かにいたがルアーをキャストすると早い動きで逃げていく。すると「違うサクラマスだ」と言う。確かにグリーンシルバーだ。ここ三陸は夏から秋にかけてもかなり遡上するらしいが岩手県は6月いっぱいでサクラマスは禁漁になる。カラフトマスがいないので一応、この釣りは終了することに。後はガイドを引き受けてくれた二人に感謝して任せることに。「渓流にでも行きますか」となりこの川の上流を目指す。
かなり上流まで来た河口から一時間近く走っただろうか。ロッドを50トゥイッチンに変えラインも4ポンドに、上流のわりに水量はそこそこある。イワナ、ヤマメ狙いだ、順序にポイントを攻めるが反応が今一つ。それでも何とか25cmくらいのイワナは出るがヤマメは中々でない。水深のある落ち込みのあるポイントにでた。稲川の投げたミノーにヒット、デカイと皆が声をそろえるヤマメだ。尺はある。慎重にランディングすると33cm見事なプロポーションのメス。「おめでとう」と祝福。

自身もこの川では初めての尺オーバーらしく感動していた。私も久々に尺ヤマメを見た。その後はパッとせず終了。彼にはガイドで負担をかけたから尺ヤマメが釣れて良かった。私も久々、一日釣りをした。翌日は他の川で午前中のみやる予定でいた。夜は宮古の街に出て疲れもあったので軽く飲む。翌朝は4時起きと言われていたので早めに就寝した。

翌朝予定通り4時に起きた。今日は釣り仲間の中でも大先輩と二人での釣り。この川を知り尽くしているので期待できるかも。しかし雨が降っておらず気温も高い日が続き何とも言えない。まずは本流のポイント。サクラマスでも釣れそうなポイントだ。案内されたポイントに着くと「ここに居るんだよ」と並んでキャストする。
しかし中々反応が無い。「おかしいな」と首をかしげているが間もなく「きた!」との声。見るとロッドが曲がってかなりいい引きをしている。上がってきたのは26~27cm位の丸々と太ったヤマメであった。

その後もう1本追加。私はすぐ近くまで来て「ゴツン」ときたがフッキングせず。水温も安定していて餌も豊富なのだろう。いつもはもっと凄いらしいがかなり攻められていそうな感じで続かず、ポイントをかなり上流へ移動することに。40分以上走りポイントへ着いた。以前入ったことのある下流部だった。時間も2時間ほどしか余裕が無い。川へ降りて上流へ釣りあがる。私が先行させていただきアドバイスを頂きながらキャストする。

「いつもなら出るんだけどな」と言うが雨も無く、今日も気温が高い、30℃は超えるだろう。かなりきついと思った。

約1時間位経った頃ようやくヒット!ティーレックス7cmに27cmのヤマメが。まあまあのサイズ。仲間も同サイズを釣り、その後25cmを追加して更に上流へ。そこはイワナが出るぞと言われアップで攻めるが出ない。角度を変えてアップクロスで攻めると一発で食った!やはりイワナだったこれもまずまずのサイズ30cmジャスト。天然のイワナだ。私も知らなかったが目の上がエメラルドグリーンなのである。まるでアイシャドーでも塗った様に。「知らなかったろう」と一言。本当に山奥にいるイワナだと思わせる綺麗なイワナであった。写真を撮りすぐにリリース。

その後は仲間がイワナを追加して時間も無いので終了した。二日間付き合っていただき念願のカラフトマスも釣らせてもらい大満足で、お礼を言い、私は仙台、仲間は盛岡を目指しそれぞれの道を走り出した。




(タックル)
ロッド ニュートラウトスピン50トゥイッチン、60トゥイッチン
リール ステラFW2000、セルテート2000
ライン プラッキン4ポンド、6ポンド
ルアー CDレックス7cm、スパシン6cm、ティーレックス7cm


(2007年 10月)

ザウルス R&D スタッフ 西村 倫明




Angler Photoアングラー ザウルス R&D スタッフ 西村 倫明
ザウルス R&D スタッフ。スポーツザウルス時代より、積極的な商品PR活動を展開。大型トラウトはもちろん、バス、ソルトとあらゆる分野を経験してきた釣りの技術は秀逸。新しいトラウトスピン開発の主軸として活動中。






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