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SAURUS > 釣行レポート > #09 追波川のサクラマス
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今年もサクラマスの釣果が早々に耳に入り、早いものは正月明けに釣れたとのことで今年は良い年になるのではと勝手に思っていた。

特に秋田の雄物川が好調のようで複数の釣果も良く耳にしていた。その他の河川では山形の赤川も2月にランがありその時は数が上がったらしいが後は続かず、人出のわりに釣れてないと聞いていた。
実は私事なのだが体調が今ひとつ思わしくなく病院に行った際、手術をしなければと告げられ一月の末から検査続きで釣りどころではなく結局2月26日に手術をして3月の初めに退院したばかりだった。傷口はまだ傷むがすぐに仕事に復帰。
釣り仲間の粕谷は2月から山形、秋田など遠征をしていたが自分は3月いっぱい無理かな、と思っていた。

3月14日に雨が降った。粕谷から連絡があり4~5日後に濁りも取れて、追波川が良さそうだと言うことで18~19日の二日間釣りをする予定らしく「釣れると思いますよ」と言っていた。
確かに今年の追波川の状況は良い報告も無くポツポツ釣れてはいたようだが川、そして水の状態が悪く群れが入ってきて無いようであった。粕谷も一度、釣行した時に連絡があり、「釣れていません」と言っていたが今回は夜にかなり雨が降ったので群れが入ってくると予想していたようだ。

そして18日、釣行していた粕谷から連絡があり自分には当たりがあったがヒットせず、しかし全体では14本は釣れていたとの事で明日も一日やる予定らしく私は午後から仕事なので体の調子を見て良ければ行くと告げていた。
翌朝、早めに目が覚めるも再び寝に入ってしまい起きたのは8時。それからどうしようか迷ったが準備をして家を9時に出た。
釣りをしても2時間位が限度。1時間かけて現場に着いた。車も少なく、さほど釣り人も居ない。すぐ粕谷に連絡を入れ、彼のいるところに向かった。すると朝一に釣れたらしくデジカメの画像を見せてもらった、まずまず幅のあるサクラマス。55~56cm位だとの事。おめでとうと声をかけた。

今日はあまり釣れてないようだがこれから状況が良くなるかどうかは何とも言えない。時間も無いのでウェーダーもはかず釣りを開始。今年初のキャスト、二人でなんだかんだ言いながらキャストを繰り返す。ポイントの移動は出来ても釣り下ることは出来ないので同じ場所でひたすらキャストするしかなく、川に立ちこみ釣り下るのが好きな自分にとっては少々つらいし、飽きてしまう。
いつも2時間もしたらダラケ、集中力もなくなりルアーのローテーションも早くなる。そんな時粕谷からポイント移動しますかと言われ移動することに。
時間も11時15分を回ったあたり。ここの沖に根があるのでこの辺で投げてみればいいよとアドバイスがありCDレックスをキャストする。少しして粕谷が「鮭の稚魚がそっちに行きましたよ」と言い私はふとひらめいた鮭の稚魚だからギラギラ系かと思いレックスディープの9cm銀黒を結んだ。ルアー交換してすぐだった。

10メートルも無い位の所で「グングン」と手ごたえ根掛かりではなさそうだ、魚だ。

そして間もなくサクラマスと確認できた、粕谷には「何をやってるんですか」とヤジを入れられるしネットも持ってないので粕谷にすぐ手渡すように支持、途中腹に食ったフックが外れテールのフックだけになったが無事ネットイン。背中がグリーンのフレッシュランで53cm。サイズは今ひとつだが幅、厚みのある魚体だ。

すぐに写真を撮ってもらう。
初釣行で初ゲットとなった。その後も少しはキャストしたが当たらず、12時も過ぎて時間も無くなってきたので残って釣り続ける粕谷に「もう一本釣れよ」と声を掛け一足先に帰ることにした。

それからすぐだったらしい。私の車が走り去るのを確認した直後にヒットしたらしく48cmのフレッシュを無事ランディングしたと携帯に連絡が入った。他の釣り人も釣り上げたようでいい時間だったようだ。結局、夕方にも一本掛けたらしいのだが根に入られバレてしまったらしい。この日も昨日と同じ位の本数があがったことになり、明日の祭日には混雑が予想された。




(タックル)
ロッド トラウトスピン88Hディープミノーイング
リール セルテート3000
ライン ブルート14Lb.
ルアー レックスミディアムディープ9cm(銀黒)シンキングチューニング


(2008年 3月)

ザウルス R&D スタッフ 西村 倫明




Angler Photoアングラー ザウルス R&D スタッフ 西村 倫明
ザウルス R&D スタッフ。スポーツザウルス時代より、積極的な商品PR活動を展開。大型トラウトはもちろん、バス、ソルトとあらゆる分野を経験してきた釣りの技術は秀逸。新しいトラウトスピン開発の主軸として活動中。






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