僕らが考えるモダントップウォーターは、 いかにバスを興奮させるか、いかにバスを怒らせるか、その遊び。 バスが聴いたことのない音、バスが感じた事のない波動。 今年のバルサ50は原点に倣いクラシックな2ピース構造のボディーワーク。 課題も多かったが壁を越えるとあれこれと考えていたことを実現できた。 ファットシェイプ、低重心、ダブル・ラトルチャンバー、通しワイヤー。 太いボディーが生みだすタイトなローリングはよりラディカルに、機敏に反応してくれる。 厚手のリップが水中をかき回す波長。 もちろん新しいラトルサウンドも自信を持って、納得できる。 このプラグに想いを込めて、僕たちは改めて日本最高のトップウォータープラグ創りを目指す。 2ピースのプラグ創りは工程も増え、求められるレベルも高い。 それでも僕らはそんなプラグ創り楽しみ、そして誇りにしたい。 たくさんは作れないので皆さんにはご迷惑をお掛けするかもしれない。その時はどうかお許し頂きたい。 僕らの釣りはイマジネーションの遊びだ、と思う。 バスが話しかけてくれることはない。 釣り人は想像を廻らせて、工夫に工夫を重ねる。 想像は釣りの楽しみをますます拡げてくれる。 想像をすればするほど、夢は膨らむ。 想像は僕らをよりいっそう駆りたてる。 だから釣りはおもしろい。 今年もきっと忘れられない想い出のシーズンになるはずだ。 新世代ザウルス。
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