でも浮き過ぎると直ぐ見切ってUターン。 浮かないとチェイスだけで口を使わない!尺ヤマメはシビアなのです。 だからといってナイーブとか警戒心が強いとかではないのです。 | |||
いったんスイッチが入ると何回も追ってきます。 しかし、口を使わせるタイミングがシビアなのです。 その他にもでかいヤマメが好む流速や水深、地形など色々ありますがその辺は今回秘密にしておきます(笑) | |||
尺ヤマメを沢山チェイスさせヒットさせるのが40ヤマメに出会える道です。 | |||
2年前、釣り仲間で友人のザウルストレインスタッフの粕谷と釣りをしていて尺ヤマメに対する考えが一致して、「ワンランク下のレンジをキープ出来る(出来るだけゆっくり通過する)ミノーがあるといいよね~」
…と話していたらおもむろに電話を取り出し誰かと話しをしている。 電話が終わった瞬間 『森下さん(社長!)からOK出たのでルアー作ってください!』 | |||
「は?何言ってんの??」 | |||
「でかいヤマメを狙って釣れるミノーは自分も欲しいしそういうのを作れる人を丁度探していました。浅野さん、器用だから試しに作ってみてください!」 | |||
確かにミノーは作ってみたかったしいつかは作ろうと準備はしてきたがまさかザウルスのミノーを作ることになるとは夢にも思わなかった。 超有名なビルダーでさえリスペクトする名作ミノー「ブラウニー」のメーカーのミノーを作るなんて(汗) しかも素人が(泣) | |||
ものすごいプレッシャーがのしかかってきた。 | |||
光栄です、と言っていいのでしょうか(笑) | |||
でも、ミノーフェチで物作りが好きな僕にとってどうしても試してみたいコンセプトがあったのでせっかくのチャンスだから作ってみるか!と思わずOKしてしまった。 ここから 2 年 間 イバラの道のスタートです。 | |||
まずは、これから作るミノーのぶれないコンセプトを決める事にしたんです。 自分が試したいコンセプトに粕谷の意見、東北ザウルスのエキスパート達の意見を取り入れて初期コンセプトを決めました。 | |||
まずはレンジキープ能力。 これは自分も含め全ての人からの絶対的な要望でした。 | |||
それからキレのあるヒラ打ち、ヘビーシンキングとしての沈降能力。 このコンセプトだけは絶対に実現しようと決めた。また、何の制限もなく自由にやっていいよ。と言って頂けたのでリップは基盤、ウエイトは重心のメリハリの効くタングステンで行く事にしました。 | |||