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SAURUS > ケーススタディ & フィールドトライアル > Vol.1 [Case Study] 夏の渓流をどう攻める
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ザウルス・アソシエイト  東郷 英基Vol bottom line
夏の渓流をどう攻める・東郷 英基の場合
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中国地方の渓流は夏場になると、渇水と高水温(20℃くらいまで上がってしまう)で非常にタフなコンディションになり魚の活性は極端に下がる。
この清流に住むヤマメ達にとって決して良い環境ではない。
以前はイワナも釣れていたが、最近ではほとんど見ることが無くなった。

この渓流で私が夏場狙うポイントは、落ち込みの前後。
この様な場所はサオ抜けポイントになっていることが多く水通しも良いため、ヒットする確率が高い。
また流芯の中の大石周りや水面にオーバーハングした木の枝や草の下は、夏場に外す事の出来ないポイントのひとつだ。
私はそれらの場所を水面直下のトゥイッチングで狙います。
アップクロスやダウンクロスにキャストしてロッドを立てたままトゥイッチを繰り返す。
場所によってはロッドを左右に傾け、障害物や流れを交わし狙いのポイントにルアーを送り込んでゆく。
時にはその場にルアーを止めてトゥイッチング(シェイキング)で魚を誘い出す。
ここのヤマメはじっくりルアーを見せてやる方が反応が良い。


次に私が使用するタックルについて紹介します。
私がロッドに求めるものは、とにかく正確にキャスト出来る事。
アプローチに失敗することは、渓流の狭いスポットでは命取りになってしまいます。
そして一番大切なことは、激しいトゥイッチでもロッドチップがブレずにビシビシ決まる事。
魚がヒットすると、ルアーをはじく事無くフッキングでき、素直に曲がる事。
これらを理想的に具現化したロッドがTS60LS-T(60トゥイッチン)です。
このロッドは非常に使いやすい。
例えば水面にポッコリと頭を出した大石が幾つも有る場所では、ひとつひとつの大石を交わし、複雑な流れをクリアしなくてはなりません。
そんな時も6フィートの長さが必要になります。
テクニカルで扱いやすい信頼できるロッドです。


次にルアーですが、私が使用するルアーはTレックス7㎝とブラウニートラン7㎝の2種類をメインに使います。
ルアーは立ち上がりが早く、ロッドに素直に反応してくれ、強烈に魚にアピールできる物が良い。
そこでTレックスは絶対に必要です。
トゥイッチングすると左右に大きくボディーを振りアピールする最高の1本です。
私のパイロットルアーはこのTレックスの黒銀です。
ブラウニートランは早い流れの中をトゥイッチングで誘うのに最高です。
バルサミノーなので立ち上がりが早く、流れに強い。
Tレックスよりも少しレンジが下げられる。
この僅かなレンジの差がヒットの確率を上げる事も多い。
私はこの2種類のルアーを、場所やその日の状況で使い分けています。
カラーは銀黒、アユ、金アユ、ブルーバックをローテーションして、その日のアタリ カラーを探してゆきます。
シルバー系からゴールド系に変えたとたんヒット!と言うのはよく有る事で、あまり一つのカラーにこだわらない方が良いと思います。
60トゥイッチンとTレックス、ブラウニートランの愛称はピッタリで、ストレス無く釣りを楽しむことが出来ます。
今年もこのタックルで夏の渓流をガンガン攻めたいと思います。

(2011年7月)
ザウルス・アソシエイト 東郷 英基




Angler Photoアングラー ザウルス・アソシエイト 東郷 英基
ビッグトラウトのフィールド開拓が進む西日本地区のベイトキャスター。仕事の関係でサンデー釣行ながら10余年に亘り実績を積み上げてきた。生涯初 めてのサクラマスをレックス・ミディアムディープでキャッチ。その運命の出会い以来、日野川のサクラマスをメインに山陽、山陰地域でビッグトラウトに情熱 を注ぐ。


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