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SAURUS > エッセイ > 相原元司 > 赤潮の中での140lbのセイルフィッシュ
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ファイティング・ロッダーズ
相原 元司
ESSAY: Shuji aihara


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2000年にザウルスのビデオ、ファイティングロッダー2の撮影で久しぶりにセイルを釣り、またこの釣りのおもしろさが蘇ってきて今回の釣行となった。同行者は私の話によく登場する「ヒロ」ことファイティングロッダーズ大阪支部長、上村磨佐裕さん。
上村さんのことを少し紹介しよう。1958年2月生まれ。私の一学年上で、奥さんと二人の息子さんがいて、一人はもう社会人。職業は、熱帯魚の輸入販売業をやっていて大阪のペットバルーンのオーナー。趣味は、幼い頃からの釣りと、自動車レース。車の方はよく分からないのだが、何でもアルファロメオの、 TZ1と、TZ2と言う車を所有していて、それでレースにでて「ブンブン」やっているそうだ。成績の方はいつも、まあまあとのこと。どちらの車だったか忘れたが、日本に3台しか無く、世界にも9台しか存在しない車だそうだ。


上村さんとは、かなり前の、コスタリカでのターポン釣りの帰り、飛行機の席がたまたま隣で話をしていたら、年令も同じ、やっている釣りも同じ。しかも則さんのトップウォーターの釣りに憧れて、初期の頃だったので相当よい思いをしたとのこと。池原ダムにも愛車ジャガーにカヌーを積んで通い、相当楽しんでいたそうだ。
バスのトップウォーターにハマり、南紀のヒラスズキ、大阪湾のスズキと、ほとんど同じターゲットを狙ってきた。


上村さんの話が長くなってしまったが、話を元に戻そう。
2001年2月上村さんとロスのホテルで待ち合わせをして、コスタリカ、クロコダイルベイロッジへ向かった。2度目のクロコダイルベイロッジは拡張工事が進んでいて、中庭を抜けると目の前にとても立派な桟橋が出来上がっていた。今回は5日間の釣りで、キワダ2日、セイル2日、小物釣り1日、の日程。初日2 日目は、前回のクロコダイル釣行で悉くやられてしまった350lb級のジヤイアント・イエローフィンツナを狙うためだ。


ファイティングロッダー2の映像の中で、キャスティングマーリンを持ちながらイルカのジャンプしている所を指さしているシーンがあるが、あの後すぐにライブベイトを付けて流していたら愛竿のキャスティングマーリンにヒットがあった。あのイルカの群れの中にイルカと同サイズのキワダと追われているカツオの群れがあって、ライブベイトを流すと一発で喰ってくる。そのサイズが全て350lbクラスであった。


ビデオの撮影中にインターナショナルシリーズ・キャスティングマーリンのベイトモデルに30lbラインでファイトしたが、船をさんざん引きずり回されたあげく2時間強の末にようやく上がってきて船の下から魚影が見えてきた。
あのキワダ特有の長いヒレが見えてきてダブルラインがリールに入りスプールを押さえてリフティングに入ったとき「バキッ!」とキャスティングマーリンが折れた。竿は折れたがラインは無事だったので竿が短くなった分釣り人側には有利になった。最後のリフティングに入ったとき再び「バキッ」とグリップのすぐ上から竿が折れたと同時にラインブレイクですぐそこまで来ていた魚影がだんだんと深くに沈んで行って見えなくなってしまった。


この後すぐにラインを50lbラインに代え再びブルーランナーを流すとすぐに同サイズのキワダが喰ってきた。再び2時間強のファイトをしたが同じ様に魚影が見えるところまできてまたキャスティングマーリンが折れ50lbラインが切れてしまい2匹とも釣り上げる事ができなかった。
このような出来事が一年前のクロコダイルベイロッジの釣りであった。


今回は大型キワダマグロに再度チャレンジしようと、最強のスタンドアップツナのタックルを用意しての挑戦である。
ロッドはビスケインのショートカーブのツナロッド50lbクラス、リールはティアドラ50に50lbライン、ハーネスはオーシャンタックルリサーチのスタンドアップシステムを用意していった。


キワダのヒレを探して船を進めるが、行けども、行けども潮の悪い赤潮である。こんなコスタリカまで来ても赤潮に当たるとは不運である。あるガイドに聞くと、ここのところずっとこの潮だと言う。ブルーウォーターを探して進むがどこも相模湾の悪い潮の水色と一緒である。少しでも水色が良い場所でキワダを狙うが、全く気配が無い。


2日間キワダ狙いでやっと釣れたのがセイルフィッシュ一匹に終った。ガイドに言わせると「大型のキワダマグロは今パナマに行っている」と言っていた。次の日からは2日間、この時期、この海域で一番ハズシの少ないセイルフィッシュを狙った。相変わらずやはり赤潮である。
赤潮の中でティージングすると、ティーザーにでるが、すぐにしもってしまう。
セイルフィッシュ一日目は20発出て――キャッチ2日目は6発出て――キャッチであったが、自己記録である推定140lbのセイルフィッシュをキャッチアンドリリースすることができた。
このときのタックルはインターナショナルクラス・ターポン スティックにアンバサダーモラム M7700CT。ラインはブルート20lb、ルアーはトビペンシル14cmオレンジである。


最終日は小物狙いでルースター釣りを行った。過去に同じコスタリカのバヒアペスベラで65lbのルースターフィッシュはキャッチアンドリリースしたことがあったので、今回はそれ以上のモノを狙い大型ポッパーのトビポップで通したが、ルースターの追いは3回だけで、結局釣れたのはジャッククレバルであった。


相原 元司






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