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SAURUS > ケーススタディ & フィールドトライアル > Vol.5 [Field Trial] 解禁日 三面川 釣行
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ザウルス 開発マネージャー 森下久志Vol bottom line
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今年の三面川は雪が少ない。

関越道を走っている時から感じていたのだが昨年や一昨年と比べると雪が少ない。
ひょっとすると今年の春の訪れは意外と早いのだろうか。
期待を胸に夕闇に包まれた三面川に到着したのは解禁前日の15日、午後6時過ぎだった。



rex med-deep 3月16日 午前4時

起床しポイントへ向かう。
2014年のスタートは西興屋の瀬、左岸からスタート。

夜が明けて全体が見渡せるようになった午前6時、スタートフィッシング。
この辺りも全く雪がない。
ポイントへのエントリーは河原まで車で楽ちん。
釣りもこんな風にヒョイヒョイっと行くのだろうか、そんな訳無いよな!

今年の川を初めて間近に見る。
水量も少なめか。
水色は最高の澄み具合。
サクラマスがいれば一発で喰ってくるだろう。
なんだか条件が良すぎる気がするな~。

仲間が携帯でチェックしているダムからの放水量も多くはないようだ。
ブラウニーSJ 9cmでスタート。
カラーはド定番、金赤。
このポイントはまずこれ一本で押し通す。
数十分後、あとから流していた冨田さんに当たりがあったようだが何者かは不明。
それ以外は何も起こらず。


rex med-deep 午前8時

午前8時、移動。
2番目のポイントは高速の下から水明橋の上の間の右岸のピンスポットを拾い釣り。
川の様子が激変していて全く掴めない。
SJ9 からスタートして、CDレックス 8.5cm のローテーション。
先行者と距離をとるために一人でどんどん、どんどん下ってゆく。
とにかく小さなスポットをひたすら攻める。
しかし何も起こらない。
歩き回って草臥れただけ。
小休止で塩引き鮭とイカの塩辛、岩ノリでちょっと遅めの朝食。
美味い!
釣りもこれくらいうまくいってくれればとしみじみ思う。


rex med-deep 午前10時

朝食を挟んで3番目は中島集落の高圧線下、左岸。
今朝、この付近ではいぐり網漁で1本獲れたらしい。
ここでも瀬の水深に合わせてSJ9、CDレックス 8.5cm、Mディープ 9cm を投入。
初めて魚の陰を確認する。
田中ヒデさんが水面に背中を出した魚影を確認したらしい。
しかし残念ながらサクラマスっぽくは無かったようだ。
ルアーローテーションもカラー・ローテーションも功を奏せず。
そうしているうちに雨が落ちてきた。


rex med-deep 午前11時

午前11時、激しい雨と雷。
別に驚きません、だって僕らはザウルスだから。
この時期の雨は最悪。
いっその事、雪が降ってくれた方がまだありがたい。
しかも突風と雷のオマケ付き。
危険を避けるために一時中止で昼食タイム。
道の駅「朝日」で新作の絶品、あおさラーメンを食す。
できればルービーもやりたいところだがぐっと我慢・・・
美味い、途中で無理か!と思ったが大盛りをやっつけてやった。
そして宿に戻り爆睡。


rex med-deep 午後3時30分

爆睡中に雨もやんだので再スタート。
大好きな布部の竹やぶポイント。
この時期なのであまりシャローまでいっても可能性が低くなるので瀬の終わり辺りから開きを重点的に攻める。
ここも当然、ブラウニーSJ 9cmでスタート。
ブルーバック、オレンジベリー、ピンクバックをローテーション。
水量、水色、ポイント構成に文句はない。
しかし、右岸を釣っていたアングラーにも何もなかったようだ。


rex med-deep 午後5時

最後は竹やぶの下流の瀬。
ここでもSJ9のカラー・ローテーションで攻める。
ダムの放流量の関係だろうか、地形が変わったのだろうか去年はウェーディングでかわせたヤナギのヤブをかわすことができない。
一旦、川から上がってヤブを越す。
何年か前にここでキャッチしたことがある、僕にとってはげんが良いポイントだ。
背後から迫る夕暮れに背中を押されるように瀬を下ってゆく。
そしてラストの一投。
アタリなし。






rex med-deep 反省と負け惜しみ

特に反省すべき点は無いと思うがポイントとスタイルをえり好みしすぎるのが良くないのかな。
もう少し深みのあるポイントで、一か所で粘ってサクラマスの通過待ちの方が確率はあるかもしれない。
しかし、それではザウルスの社是に反する。

一匹の魚と、どう関わるか。

待っていてはダメだ、こちらから積極的にアプローチしてその誘いにのってくる一匹こそが僕らの求めている一匹なのだ。




rex med-deep 総評

仲間に集まってきた情報では三面川では結局、この日は漁での成果も併せて都合7本のサクラマスが上がったらしい。
あれだけの人数がトライして7本、この結果は良いのか、それともそうではないのか。
釣れない年の九頭竜川と比べればまずまずな結果だったのだろう。

翌朝も午前中だけ、下流域を中心に釣りをしたのだがやはり何も起こらなかった。
そして再び道の駅「朝日」で、何故か妙に気に入ってしまった「あおさラーメン」を頂き帰途へと着いた。

道の駅「朝日」
   新潟県村上市仲間町535-1   Google Mapで見る



今年は遊漁期間が延長された。まだまだチャンスは残っている。
これからしばらくすると例年はダムの大放水が始まる。
水が落ち着いて山々に緑が戻ってきた頃に再度、チャレンジしたいと思う。


末筆で心苦しいのですが各ポイントで僕を優先的に先行させてくれた仲間達に心から謝意を表します。結果を残せず申し訳ない!




(2014年3月)
ザウルストレイン 森下 久志




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Angler Photoアングラー ザウルストレイン 森下 久志
ザウルストレインの代表として「一匹の魚と、どう関わるか。」その志を継承。どう釣ればいかに面白いのか、どう釣り方にこだわるのか。不自由を楽しみ、釣果に到るプロセスに一層の重きをを置く。大の大人が真面目くさって、生涯の想い出に残る欲張りなゲームを求めて各地を釣り歩く。


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